母との食事

先日、母と食事に行ってきた。私は母との食事はあまり好きじゃない。正直なところ「つきあい」で行っている。

私としてはちょっと奮発していいとこに食事に行く場合、「こんだけ出した価値はあったぜ」と思って帰りたいのだが（と言っても母と食事する場合一銭も出さない）、母はいまいちと思うとそれを口に出す。値段が下がるともっと言うけど。しかも店員さんがうろうろしていても言う。遠慮してくれ、母。
ズケズケ言うのは私に対してもそう。まあ家族やけど。前から多かったのは「もっとお洒落しなさいよ！」コレね。ほっといてくれ。そのくせ、ちょっと頑張って行ったら「あんた何？お化粧しちゃってんの？」とか言う。マジむかつく
今回のムカつきっぷりはもっとひどかった。私と同じく一人暮らし中の兄が自分の住まいに彼女を泊めているという、大学生としては至ってノーマルな事実に母はショックを受けたらしい。それはおいといて、久しぶりに会った兄はやっぱり男前やったわあ～（親バカ全開）と母。それはいいのだがその後「あんたももっとお洒落して良い人見つけなさいよ！」しかも今回かーなーりしつこく言われたのね。お洒落の件以上にほっといてくれ。完全に『いつまでもデブと思うなよ』の影響。見てくれが悪いと良い人も寄って来ないからお洒落しろって言うのね。母からすれば私は「もっさりしているが故に彼氏の一人もできない惨めな女子大生」なわけだ。そんな直では言わないけどそういうことでしょ、これ。何なん？恋愛してないと人間そんなに不幸か？私は理解ある友人たちや楽しみを共有できる仲間に囲まれているので十分幸せなんですけどぉぉぉ。
うちの親、それなりに理解のある親ではあるけど言うことは通り一遍等でしかも高望みする。今の時点では「彼氏作れ」「いいとこ就職しろ」なので、そうだなあ十年しないうちに「結婚する気はないのか」になるだろう。「孫の顔が見たい」と言われたら辛いかなと思ったけど、幸いうちには男前の兄様がいらっしゃるのでそっちはまかす。頼んだぞ兄。あと地元帰って来い。家継げ。私は継がないぞ。
目立った反抗期がなかった分、か細い反抗がずっと続いてんの。いつまで続くんだろう。窮屈だわ。